男性用かつらは、女性のそれと違い、決してファッションではなく、
「かつらで目立たなくしたい・かつらをつけることによって自信を持ちたい」
といった希望・願いから、それぞれのかつら製造メーカーが良質で、目
立たないかつら・より自然で、いろいろなパターンに応用できるかつらを
日々研究し、かつら開発にいそしんでいます。
男性用かつらに関しては、とにかくまず「かつらをつけていることを悟ら
れたくない」わけですから、そのかつらをつけたときの自然感が最重要、
また外出中はかつらをおいそれとはずすことはできませんから、かつら
そのもののフィット感・違和感ができれば0のものがいいわけです。
しかし、簡単なことではありません。人の髪質やクセの入り方は100人
が100様のバラエティーがあるといってもよく、完全なオーダーメイドに
なることが一般的です。それゆえに・・・お値段がお高くなるのでしょう。
ただ、一言で「かつら」といっても、最近では「薄くなった頭皮に貼るタイ
プ」など、引っ張っても、シャンプーをしてもOKのかつら(厳密にはかつら
とは言いにくいですが)もありますので、悩んでいる間にも、発達した
「かつら」の技術情報を入手して、自分に適したものがないか検討して
みることが先決かと思います。
男性用のかつらのタイプは、現在、次のようなものがあります。
(*上記の貼るタイプのかつらは今回は割愛します。)
かつらの種類は、脱毛した部分が人によって異なるために細分化する
と非常にたくさんの種類がありますが、それを大きく分けると2種類に
分類できます。
1.人毛を利用した男性用かつら
人毛を使っているので、見た目や触感は非常に自然で、なじみやすい
かつらになりやすいと言われています。しかし、時間とともにかつらに使
用された髪の毛の色素が脱色されていってしまうため、かつらの毛染め
やメンテナンスが重要になってきます。
2.人工毛を使用した男性用かつら
人工毛については実に様々なものがあり、人毛では入手困難な色や
クセのある髪質を、非常に高度なテクニックで再現できるようになって
きています。
かつらの固定は、残念ながらいまだにピンでのとめ方を広く採用してい
ますが、強力な両面テープを併用して、かつらを目立たせないような工
夫をなされる場合も多くなってきています。